2008年11月20日

亡き父を想う

五年前のこの季節に亡くなった父の存命中、僕と父は薄い関係だとずっと思っていた。みまかった後になって、自分の中の父の大きさに気づき動揺した。
去年の同じ季節に、父の死を想っていくつか歌を作った。いつか消える想いを紙に留めることにも意味はあると信じつつ:

 父の逝きし秋は来にけり、涼やかに彼の日と同じ青き空して

 処置室の窓より射し入る秋の陽の明るき中で父は逝きけり

 苦しみの意味はありしか、延命を父に強ひしは我の甘えか

 逝く父と、少女のごとく泣きし母の、想いを我は知らずてありき

 秋空の透き通りたる青さかな


posted by keis at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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